グリストラップが詰まり気味のため高圧洗浄のご依頼
本日は東京都港区新橋にある鰻(うなぎ)屋さんの厨房にて作業です。
ここ最近グリストラップ先の流れが悪いそうで、一度配管洗浄をしてほしい、とのご希望です。
閉店時間に合わせてお伺いしました。
車両は横付けできましたので、エンジン式高圧洗浄機をセッティングします。
高圧洗浄を開始
グリストラップの排水状況をまず確認してみましたが、完全につまってはいません。
水道を2つ同時に流すと水位が上がり始め、水を止めると少しづつ引いていく、という具合です。
この状態ですと日に日に流れが悪くなっていくと思われますので、詰まりが軽微な今のうちに高圧洗浄で清掃しておくのは良い判断だと思います。
高圧洗浄を開始したところ、4~5m地点が特に汚れているようでした。
感触としては油汚れ系の詰まりだと思います。
あまり大きくない路面店の店舗様でしたので、外回りの下水合流マスからも高圧洗浄しようと思いましたが、建物が古いこともあるのかマンホール等が発見できませんでした。
ですので、グリストラップ側から洗浄ホースが入った13m地点までを何度か往復して念入りに清掃しておきました。
作業前に比べて流れは改善され、問題ない排水状態になりました。
鰻やの油汚れは落ちにくい
鰻やさんのグリストラップや排水管の清掃は何度か経験があるのですが、独特の油質です。
個人的な印象では焼鳥系の汚れと似ている感じがします。
粘っこいというか、お湯や洗剤でも簡単に落ちないような汚れです。(牛肉や豚肉系は意外に落ちやすい)
このような油脂汚れが配水管内に蓄積し固着してしまうと高圧洗浄の難易度も上がります。
できれば定期的な洗浄、もしくは流れが不調になったら早めに配管洗浄をしておくのがおすすめです。