商業施設内カフェの床置きグリストラップ詰まり　トーラーにて修理

東京都豊島区池袋にある商業施設内のカフェ店舗さんからのご依頼です。

床置きグリストラップから先の排水が詰まっていて、かなり流れが悪いとのこと。

到着して確認してみると、確かにグリストラップの流れが悪く、すぐに水位が上がってきます。

さっそく電動ワイヤー(トーラー)にて作業を開始します。

ありがたいことに、グリストラップの排水口横に掃除口（配管の清掃や点検のために設けられた、開閉式の窓）が設置してあり作業がやりやすいです。

どうやら真下に数メーター落ちたのち、横引きで伸びている様子。

ワイヤーを５ｍほど入れたところで一度水が引きました。

しかし水を流すと、しばらくして水位が少し上がってきます。

再び５ｍ地点前後を往復させて念入りに清掃したのち、念のため１５ｍ先までワイヤーを通しておきました。

流水してみたところ、もう水位が上がることもなくなりました。

グリストラップ排水口のトラップのキャップを閉めた状態でも流れに問題ありませんので、作業終了です。

やまね

トラップのキャップを付けた状態で水位が安定しないときは、まだ詰まりが残っている可能性があります。

そういうときは、もう一度ワイヤーを入れて念入りに清掃したり、排水管のさらに奥のほうまで挿入していきます。

床置きグリストラップの詰まりは、意外に難航することも多いんですよね。

グリストラップの油脂回収性能があまり高くないので、その先の排水管に油脂分がたっぷり流れ込んでいるケースが多々あります。

排水管の径が細く、ワイヤーが入りづらい面もあります。

今回は無事作業が完了でき、よかったです。