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ワイヤーによる厨房内の排水管清掃(東京・西日暮里・焼肉店様)

投稿日:2018年11月3日 更新日:

東京都荒川区西日暮里にある飲食店(焼肉屋)様から、厨房の排水管清掃のご依頼をいただきました。

シンクが1台つまっているのと、グリストラップの流れも悪い状況だということです。つまり除去も含めた厨房全体の排水管清掃をお願いしたい、ということでお伺いしました。

商業ビルの上階店舗だったため100Vの高圧洗浄機も準備していたのですが(排気が出るエンジン式は使えないため)、当日ダクト清掃の業者さんとの同時作業となってしまい厨房での作業がかなり限られてしまいました。そのため電動ワイヤー(トーラー)のみによる作業とし、一部作業できない範囲があるため料金も減額させていただきました。「清掃」というより「つまり除去」に重点を置いた作業となります。

まずは、つまりがあり流れない、というシンクから作業を始めます。シンク下の排水管立ち上がりからワイヤーを挿入していきます。正直楽勝だろうとたかをくくっていました。側溝の出口まで距離も2~3mですし、管も内径5cmほどの小さなものです。

ところがこれがなかなかつまりが抜けない。というか、ワイヤーが入っていきません。ヘッド(先端の金具)をいろいろ付け替えて試してもダメでした。ためしに側溝の出口側からチャレンジしてみてもやはり入らない。

疑ったのは、管の中に異物が入り込んでいるのでは?ということでした。たとえば食器の割れた破片などが管にきっちりハマっているのではないか、と考えました。オーナー様によるとこのシンクはもう何年もつまっていて、以前別の業者さんが清掃したときも改善されなかったそうです。

らちがあかないので管内カメラを入れたところ、排水管が破損していることが分かりました。管が何らかの原因でひしゃげていたのです。何が原因でこうなるのか自分には分かりません。熱によるものなのか、外的な力が加わったものなのか。このようなケースはいままで2回遭遇したことがあり、1度はモルタルを掘って排水管の補修工事をしました。つぶれた排水管がまるでペットボトルをひねりつぶしたかのようになっていたのを覚えています。

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オーナー様にはこのような状況であることをご報告し、根本的解決には地面を掘って工事する必要があることをお伝えしました。

次に床排水口2か所と別のシンク1か所から作業しました。側溝出口まで貫通したことを確認します。

最後にグリストラップの排水系統を作業します。

完全につまっている訳ではありませんが、水を多めに流すと少しづつ水位が上がってくる状況でした。ワイヤーを20m入れて清掃し、水位が上がらない状態に改善されました。

焼肉屋さんという業種柄、年に1度くらいの定期的な排水管清掃をおすすめさせていただき、作業を完了しました。

 

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